会 誌 第 22 号

発刊 2016年12月

 表紙の写真 大山町の大山層

 大分県日田市大山町には更新世の大山層(岩内・長谷,1989)が分布している。大山町の吾々路川沿いでは,釈迦岳火山岩類御前岳溶岩(木戸,1981)に相当する安山岩を不整合に覆う大山層が観察される。写真の人物が立っている層準が基底礫岩。それより下流側(写真右下)に安山岩,上流側(写真左上)に大山層の泥岩が露出している。

 
[目次] 

原著論文

 大分県秩父帯から前期〜中期ペルム紀サンゴおよび有孔虫化石群の発見とその地質学的意義・・・・・佐藤裕一郎・田中均

特別講演

 大分県中央部に分布する蛇紋岩−蛇紋岩の基礎と産状−・・・・・・・・・曽田祐介(金沢大学:講演当時 現在大阪市立大学)

地学教育

 杵築市畑にて紅柱石を見つける・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・堀 五郎

寄書

 九州の珪藻土産地巡検・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・北林栄一

巡検報告

 大分地質学会2016年春の巡検会(姫島)に参加して・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・根之木久美子

トピックス

 大分県の石

大分地質学会記事