会 誌 第 11 号

発刊 2005年9月

表紙の写真
東国東郡姫島の稲積半島南岸灯台下の海食崖にみられる海食洞。
柱ヶ岳熔岩と呼ばれる含ザクロ石普通角閃石流紋岩の波食による
もので、向かって左側の海食洞では満潮時海面から約2m上方の天
井近くにカキ殻が付着している。ここは平時海水の飛沫のかから
ない所で、古くから阿弥陀ガキと称して姫島の七不思議の1つに
あげられている。縄文時代の名残りと思われるが、天然記念物に
指定されている。

 

 [目次] 

原著論文

特異な個成長を示すイノセラムス(補遺U)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・野田雅之

特別講演

イタリア ルネサンスの地質学・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・岡田博有

寄  書

デンマークのK/T(白亜紀/第三紀)境界・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・岡田博有

大分の自然景観を保護しよう−鬼の箕山火山の研究を通して・・・・・・・・・・・・・・・堀 五郎

総合学習指導

地域の自然や歴史を素材にした総合学習・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・玖珠町立日出生中学校研究同人

大分地質学会記事

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